拘縮の原因は感染や血腫形成、剥し方の問題などが大部分です。
つまり、丁寧な手術操作で防ぐ事が可能なのが多いと思います。
一方、拘縮は被膜（カプセル）の出来具合にもよって違いますので、現在、被膜が薄く完成しやすいテクスチャータイプが開発された訳です。
この２つを重点にお考えになった方が良いと思います。
お質問者の場合の内容である筋肉下が良いか乳腺下が良いかの問題はテクスチャータイプが出現する前、スムーズタイプが主流であった頃の議論です。
スムーズは、被膜が厚く出来上がる傾向にありましたので、筋肉下法と云うやり方が注目されたのです。
その為、今の議論とは合いません。
筋肉下か乳腺下を選ぶかは拘縮発生の視点よりは、患者さんの乳腺組織がどれだけあるかによって選択がなされるべきで、あまり乳腺脂肪組織がない方は筋肉下に入れる方が良く、乳腺脂肪組織がある方は乳腺下が良いと云う結論かと思います。
他方に於いて、傷が目立たないのでワキから挿入する方がおられますが、ワキから入れる時は乳腺下より筋肉下の方が剥しやすいのです。
然し、ワキから筋肉下に入れますと出血が多く、血腫形成をきたしたり、剥し方が不充分となるなどの欠点があり、冒頭の如く拘縮発生が高くなると思っています。
その為もあるのだと考えますが、一部の医者はテクスチャータイプであってもやる必要もないマッサージなどを勧める事になります。
念の為、申し添えますが、マッサージ如きで拘縮発生は予防出来ませんので、拘縮予防は原則、丁寧な手術と云う一言につきます。
尚、豊胸術後の乳癌検診は、マンモグラフィが出来ませんので、超音波（エコー）検査と云う事になります。
但し検査と云うものは、やる機械も大切ですが、医師の読影力はもっと大切で、これは総合的判断能力と共に経験です。
それ故、豊胸術後の乳癌検査はエコーで充分ですが、乳癌を判断し読み切る事の出来る乳癌専門の外科医が良いと云う事になります。


。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*.*.
　　　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　　　　　　沖縄当山美容形成外科
　　　　　　院長　　当山　　護
　　　　　　http://www.touyama.com
　　　　　　info@touyama.com
　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*

CTやMRレントゲンで破損状況はわかりますが、一番良くわかるのはFCRといって軟部組織を見るレントゲンですとバックの形態がそのまま出るので素人でも良くわかります。認定医の先生でもこのレントゲンを使っている先生がいますので電話で確認して下さい。

サフォクリニック　院長　白壁征夫
http://www.sapho-clinic.com/

バッグの内容がシリコンであれば、バッグの破損やもれによって、肩こりや痛みが出るということはありません。ハイドロジェルの場合はありうると思います。シリコンであれば、豊胸とは関係のない肩こりだと思いますが、念のため検診を受けられたほうがいいと思います。ハイドロジェルであれば、なるべく早く検査をうけてください。バッグの破損は気づかないこともあります。ただしシリコンであれば、バッグのもれや破損があってもよほど長期に放置しなければ、なにも起きないと思います。長期に放置した場合の問題は、カルシウムの沈着やごく軽度の変形などです。ハイドロジェルはかなりの腫れが出たり、痛みが出たり、血行障害が出たりすることがあるようです。肩こりも起こりうると思います。

メガクリニック　高柳　進
info@mega-clinic.com
http://www.mega-clinic.com/

バッグが破れますと触った感じで何となく弾力性が無くなったり押した時の凹みが中々元に戻らなかったりします．しかし中には全く変化の無い方も有ります。私の患者さんの一人でバッグを入れて20年近く全く異常が無かったのですがもう年だからバスとは大きくなくても良いので取って下さいと言って来院されました.触診上も非常に柔かく被膜拘縮も全く認められないので勿体無いと思いましたが患者さんの希望なので取る事にしましたが、切開してみて驚いた事はカプセルを破りますといきなりシリコンが流れ出ました。シリコンを拭き取って良く調べますとバッグは細かく破れていて切れ切れになっていました.しかしカプセルがちゃんと残っていた為にカプセルがバッグの代わりをしていたと考えられます。通常はＭＲＩと言う検査やマンモグラフィーのレントゲン検査をすればバッグが破れているか否かはわかるのですので心配なときはこの検査を受けて下さい。しかし私の患者さんのような時はどうすれば解るのか解りません。・

--------☆--------☆--------☆--------☆--------
　セブンベルクリニック　院長　渡部純至
　　http://www.seven-bell.com
sevenbell@e-mail.ne.jp
--------☆--------☆--------☆--------☆--------

薬の一部のタイプのものは一部の人にアレルギーを起こすことがあります。ひどいアレルギーでは命にかかわることがありますので、一度トラブルのあった薬は名前を覚えておいて、二度と使用しないという注意が必要です。

メガクリニック　高柳　進
info@mega-clinic.com
http://www.mega-clinic.com/

私は抗生物質を投与します。クリニックによって異なると思いますが、ペニシリンは出しません。ペニシリンはたまにアレルギーのある人がありますので、あなたの場合、今後は使用しないほうがいいように思います。いつも医師にはそのことを言っておく必要があります。

メガクリニック　高柳　進
info@mega-clinic.com
http://www.mega-clinic.com/

バストの大きさは伸張を含めた全体の体格とのバランスが大切です。勿論患者さんの好みも有る程度考えなければなりませんが一時の流行に惑わされて手術をする事はナンセンスで後で困る原因となります。第一おおき過ぎますと重くてブラの紐が肩に食い込んで肩こりの原因になります。叉地球には引力がありますので思いと下に垂れますので若い時は何とか支えられますが中年になりますとブラを取るとだらんとしたに下がった不恰好なバストになります。私はその様な大きくてたれ下がったバストの手術を何例も行っております。世界の美女の代表と言われるビーナスのバストはそんなに大きくは有りません。流行に惑わされないで良く研究して下さい。

--------☆--------☆--------☆--------☆--------
　セブンベルクリニック　院長　渡部純至
　　http://www.seven-bell.com
sevenbell@e-mail.ne.jp
--------☆--------☆--------☆--------☆--------

バッグが大きいと豊胸手術のリスクがすこし高くなることがあります。乳頭の感覚が鈍くなったり、胸の上のほうにバッグによる段差が見えてしまったり、皮膚が伸展しすぎた状態になって、硬いバストになったり、将来の下垂などの原因にもなります。全身、特にヒップ、腰などとのバランスの問題もありますので、全身をよくみて、さらにバストにどれくらいの皮下脂肪、皮膚の伸展性があるかなどをよく調べて、手術が適当かどうかを考える必要があると思います。
メガクリニック　高柳　進
info@mega-clinic.com
http://www.mega-clinic.com/

　私は欧米の方にも豊胸術をやった事がありますが、日本人の平均的な方とは違います。
乳房自体が大きいので剥すのも容易です。(大方は乳腺下で充分なのです)
　然し日本人の場合は小さな胸に欧米の方のような大きなものを入れると通常入りません。
その為乳房内側を左右の乳房のぎりぎりまで剥さざるを得ませんし、外側部も極端な事云いますと前腋窩線(わきの下から垂直に下ろしたライン)やその外側迄剥離しませんとなりませんので大変です。
　剥す事は止血を含めて心配事が増えます。
米国の方は確かに４００?以上入れられますが、入るキャパシティーが違うと云う事になります。

。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*.*.
　　　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　　　　　　沖縄当山美容形成外科
　　　　　　院長　　当山　　護
　　　　　　http://www.touyama.com
　　　　　　info@touyama.com
　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*

石灰沈着は長期的な経過によってカプセルに生じる小さなつぶつぶで硬いものです。
良性なものですので、取り去る事は必要ありませんが、レ線像には写ります。
（４）の答えです。
患者さんが説明に納得して当院の手術場に空きあれば、その日で除去する事は可能です。
でもこの２つの条件を満たすのが現実的には難しいのです。
その理由は、抜去と云えど手術だからです。


。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*.*.
　　　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　　　　　　沖縄当山美容形成外科
　　　　　　院長　　当山　　護
　　　　　　http://www.touyama.com
　　　　　　info@touyama.com
　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*

やはりバッグ除去後の空洞に習慣的に水が溜まらないようにしておく事は大切です。
その点、直後のドレーン挿入、圧迫かと考えます。


。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*.*.
　　　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　　　　　　沖縄当山美容形成外科
　　　　　　院長　　当山　　護
　　　　　　http://www.touyama.com
　　　　　　info@touyama.com
　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*

間違っても脂肪注入だけは行わないように、脂肪注入後にしこりが良く出来ます。この状態になると乳癌の鑑別が益々難しくなります。術前に現在の腫瘍の位置と大きさをCET等で十分に確認した上でシリコンインプラントを入れての豊胸術は可能ですが、やはり乳腺の専門医に良く相談した上で豊胸術を行うことをお勧めします。

サフォクリニック　院長　白壁征夫
http://www.sapho-clinic.com/

５cmとは大きなしこりですが、将来的な変化（悪性化）はないものなのでしょうが。
恐らく、胸が小さいので豊胸術を望まれている訳ですから、それ故、胸が小さくて表面から触れる事が可能とも云えます。
過去の腫瘍の歩みで増大してこれ迄、来ていなければ良いのですが、どうもその辺が分かりにくい点があります。
単純に、良性腫瘍と云ってもその変化に気を付けねばなりませんので、充分な見極めが必要と考えます。
安易に豊胸術に飛びつかない方が私は良いと思っています。


。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*.*.
　　　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　　　　　　沖縄当山美容形成外科
　　　　　　院長　　当山　　護
　　　　　　http://www.touyama.com
　　　　　　info@touyama.com
　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*

壁にぶつかる位は大丈夫です。
ボクシングも大丈夫です。
但し、乳癌検査のマンモグラフィーでは破れる事があります。


。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*.*.
　　　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　　　　　　沖縄当山美容形成外科
　　　　　　院長　　当山　　護
　　　　　　http://www.touyama.com
　　　　　　info@touyama.com
　　．:。・．:。・　・.*.*．　　:。・．:。・　・.*.*
　。＊　・　・.*.　．:。・　・.*.*.　．:。・．:。・　・.*