１）長期間とは云っても１年以上放置しておくのと、２週間では明らかに違いがあります。１年以上も放置はやはりあまり感心しませんが、これまで放置状態にあってこれからの２週間位の猶予はあると思います。

２）血液検査で何を調べるのかは分かりませんが、全身疾患の有無や大学に於ける詳細なシリコンの漏れによる影響を前もって知っておく事は一つの意味があるかとは思います。但し、臨床的に血液検査よりは、ＣＴ像などを調べておく事は大切です。これ等は主治医によって重要さの判断がやや違うかも知れません。

３）バッグ除去時に全身麻酔等の為に必要な血液検査等なら精査結果を待ってから除去時期をお考えになって良いかと思います。このように色々な思惑が医療にはありますので、疑問点がおありの場合はご遠慮なくお聞きしてみる事です。


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　　　　　　沖縄当山美容形成外科
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バッグが破れてシリコンのジェルが飛び出してきているのであれば、放置しておくことは良くないことだと思います。
一般論ですが、固形すなわち膜状や棒状に固まっているシリコンの塊が身体に及ぼす影響は極めて少ないとされていますが、ジェル状のシリコンは身体にとって良いものであるとはされていません。同じシリコンなのに何故と思われるでしょうが、少なくても豊胸術の歴史がこのことを物語っています。どのぐらい緊急性があるかは、挿入されたバッグ内のジェルの種類や現在の状態などに左右されるだろうと思います。
何か差し迫った危険というわけではありませんが、適正認定医クラスの先生に一度ご相談になっておくのがよいと思います。

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バッグの除去は緊急に行う必要はありませんが、あまり長期に放置するのも問題があります。どれくらい放置していいかはわかりませんが、すくなくとも２週間以内に行う必要はありません。バッグからシリコンがもれていても、通常痛みは起きません。ただごくまれにバッグからのシリコンのもれがかなり以前からあったような場合、まずシリコンがバッグ周囲のカプセル内にとどまります。さらに放置していると、バッグ周囲のカプセルを通過して、その周囲の組織に拡散します。その後ときには、さらに周囲組織に広範囲に拡散することがあります。この時にもしその付近にある神経にシリコンが浸潤すると、しびれ、麻痺などが起きることがあるとされています。このようなことが起きた場合は、痛みが出るということも絶対にないとは言えないように思います。

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私の記憶違いでなければ良いのですが、公的に脂肪肝細胞移植が許可されているのは東大系の横浜の病院だけだと思いますが…。


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脂肪幹細胞の注入による豊胸はまだ長期的な安全性が確立した方法ではありません。石灰化もありうると思いますし、吸収やしこり、凹凸、乳癌検診上の問題などもありうると思います。また皮膚が硬い人はほとんどいい効果が出ないようです。クリニックとしてはセルポートクリニックがこの手術を行っています。手術をされる場合もリスクが詳しく説明されると思いますので、よく話しを聞いて検討してください。

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キズがきれいになるために、いろいろの方法が提案されていますが、実際のところ決定的にいいというものは何もありません。体質に勝てるものはありません。医学的にある程度の効果が確認されているものは、炎症が強い場合には消炎剤である軟膏や内服薬、キズが盛り上がったりする傾向があるような場合は、ステロイドの注射やスポンジやシリコンジェルシートなどによる圧迫固定など、キズの色素沈着傾向がある場合は、脱色剤の配合されている軟膏などです。ご意見でのべられているものについては、正常な治癒過程である場合は、内服しても意味はないように思います。

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創傷治癒促進剤として現在、色々服用するくすりや血液検査が考えられていること事態は事実ですが、結果として結びつくものはまだ確定されていないのが現状です。
その為、個々の先生方によって多少、見解の相違があるものと考えます。


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医療行為はすべて巾広い見方をしてから…。手術に踏み切る、この事は再手術等やバッグ除去の行為を含めてと云う事になります。
今回のバッグ除去手術に於いても最終的には万が一と云う事も大切なので、乳房下縁切開もあり得ると執刀医の方は、お伝えしているのであろうと私は理解しております。その事もあって、私共はあくまで授乳機会のある方は、その辺までご理解下さって、豊胸術をやられる方の全ては、巾広く見つめていくべきであると云うのが基本かと思っております。
現在、貴方様はワキからの切開でＣＭＣを挿入されている豊胸術で、そのバッグを除去すると云う条件です。そうしますと、その事が基本となって出発せねばなりませんので、やむなくワキから切開してバッグを除去してみると云う選択肢が先ず先行します。乳房内カプセルやバッグがどうなっているかは、その手術時の視診が優先しますので、万が一の事もあり得るとなります。
ワキからの切開で豊胸術をする女性は日本で多い事と存じ上げておりますが、バッグ除去時の問題や再手術の難しさなどは、あまり話題に上がらないのは残念であり、その意味あって、ここでも巾広い見方が必要となる点を強調させて頂きます。
ワキの脱毛は手術後、ワキのデコボコがおさまってからですから、３ヶ月以上先の事です。


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わきからの抜去でいいように思いますが、中をあけてなんらかの問題があった場合は、バストの中をすべて確認できる状況で手術が行われる必要があります。その場合わきだけの切開では無理なので、他の部位の切開はむしろいい方法のように思います。脱毛はわきのキズの炎症がおさまってからのほうがいいと思います。わきのキズの赤みがなくなればいいのではないでしょうか。

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手術後は１ヶ月くらいはうつぶせに寝ないほうがいいと思います。以後は問題ありません。整体については手術から６週間くらいすれば問題ありません。コヒーシブシリコンであれば、破損などについては心配しなくて大丈夫です。

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半年たっているのであれば、腫れはほぼありませんし、大体仕上がりかと思います。今後今以上にやわらかくなる可能性はないように思います。入っている感触がどの程度のものなのか、よくわかりませんが、多少のカプセル拘縮傾向があるのであれば、中をあけて、カプセルを縦横に多数切開して広げたほうがいいのかもしれませんし、リップリングなどの問題であれば、凹凸を触れる部位に脂肪の注入を何回かくり返すことで改善する可能性もあると思います。

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手術から７ヶ月たっているのであれば、通常のマンモグラフィーはそのまま受けて問題ありません。バストの中にキズが残っていますが、このキズは乳がん検診上の支障はないと思います。豊胸手術のことは特に伝えておく必要はないと思います。

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サブＱはしこりになることが多く、これは周囲にカプセルができて、この膜が収縮したためです。これはずっとこのままで、カプセルをつぶしたりして、広げる操作がいるのではないかと思います。担当医とご相談ください。

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ハイドロジェルの漏れは、微量の場合、触診でも超音波でもわからないことがあると思います。多量にもれた場合は、触診でも超音波でもわかります。従って、微量の漏れは中をあけてみないとわからない場合があります。炎症が起きた場合、時には消炎剤などを使う必要があるかもしれません。炎症があっても一定の時間がたてば、治ると予想されて、薬の不要な場合もあると思います。カプセルを残した場合も、これが乳癌と区別がつかないようなことはありません。ハイドロジェル内に白金が含まれているかどうかは、文献で報告を聞いたことがありませんが、ハイドロジェルそのもののほうがずっと問題が多いようです。白金は誰にでも体内に微量が存在しているもので、これがなんらかの病気を起すようなら、人間はとっくにほぼすべての人がなんらかの病気になっています。シリコンバッグにもごく微量が含まれていることは知られていますが、これが有害かということはすでに世界中で多くの長期フォローがされていて、シリコン人工乳房を使っている人、バッグの破損がある人、使っていない人、を分けて調べた研究がたくさんあります。これらの中で、シリコンがなんらかの病気を起しているというものは一つもなく、そういう理由でシリコンが安全なものとされて、ＦＤＡなどでもシリコンバッグの認可がおりているわけです。ハイドロジェルのバッグを使用されていた場合、将来の授乳の安全性については、もうすこし先の研究結果を確認してください。シリコンバッグについては、バストの中にシリコンバッグが入っていても、授乳は問題がないと言うことが確認されています。

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バストの中をすべて直接見て確認できる切開は乳房の下の切開と、乳輪周囲の切開だけです。わきからはごく一部しか見えません。

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