いくつか問題点があります。効果に個人差があること、かぶれる人があること、かぶれたまま塗布を続けると、炎症により色素沈着が起きる可能性があること、乳輪周囲の塗布が問題で、乳輪が薄くなっても、それよりすこし外周の本来肌色の部分に白斑が起きる可能性があることなどがリスクとしてありうると思います。

メガクリニック　高柳　進
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◎皮下縫合について
皮下縫合とは表皮の下の真皮と云う硬い組織を寄せ合せ縫合するものです。
その為、「真皮縫合」とも称します。
真皮縫合は傷の再離解傾向を防ぎますので、緊張のない部分以外は大方使用された方が良いと云うのが通例でしょう。
但し、真皮と云う非常に表皮に近い部分で糸を使用しますので、浅い部分から糸が見えたり、感染によって出てくる場合があります。
そのような場合は皮下の糸が原因ですから、小さく切開して除去します。
おできみたいになる場合もあり、これを「縫合糸膿瘍」と称することもあります。
真皮縫合は表皮の緊張を防ぐ為に少々強いナイロン糸を用いることが一般的ですが、これは非吸収糸ですので上記部分がある事をご理解下さい。
尚、吸収糸を使用する事もありますが、吸収糸は結びにくい事、緊張を和らげると云う点においては、やや劣る場合があると云う認識です。
医師によっては縫合糸膿瘍の発生を嫌いますので、吸収糸を使用する事もあると考えますし、非吸収糸に近い吸収糸も売り出されております。

◎汗腺について
腋窩（わき）の汗腺は切開線にはありません。
その為、切開線が汗腺を防ぐ事はありませんし、仮りに防ぐ事が出来たと仮定したら汗は出ないと云う道理になります。
汗腺は切開線以外の脇の広い部分に分布しますので、豊胸術ではその部分迄手をつけていないのが普通です。
又、脇の汗腺はアポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺等々あり、独自の分布形態を取り、汗の発生機序が違います。
その上で、ワキガの「臭い」と云う事になりますと、食事は？
運動量は？
肥満傾向か？
等々、全体的因子と共に局所的に毛量やべとつき感などを見て、ワキガ傾向を決定していくと思います。
当然、局所的には切開線の汚れや小腫瘤なども検索の対象となりますが…。
貴方の場合は、当然ご自分できちんとされているものと推測されますので、除外視してお答えさせていただきました。


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　　　　　　沖縄当山美容形成外科
　　　　　　院長　　当山　　護
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傷跡をきれいにする為に手術では出来る限り同じ組織をきちんと合わせていきます。ですから内部をきちんと合わさるように縫合した上で、真皮縫合をします。これは傷口が開かないよう、傷口が開こうとするのを出来るだけ防ぎ、傷口に緊張が掛からないようにする為です。その上で表の皮膚をきちんと合わせる為に縫合します。表の縫合は皮膚を閉じる為にするのでなく皮膚を合わせる為に縫いますから糸の痕がつかないよう軽く縫いますし、早めに抜糸してしまいます。これらは形成外科の初歩ですが一番大切な事でもあります。そういう意味でも形成外科を学んだ美容外科医に診てもらうのがよいでしょう。

医療法人　誠真会　　西山美容・形成外科医院
院長：西山　真一郎

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キズが目立つかどうかは肌の質と縫合の方法、手術後の管理や治療によって差が出ます。表面を縫合しても細い糸で縫合をして1週間以内に抜糸をすれば糸の跡は残りません。
肌の質が、キズが目立ったり盛り上がったりする傾向があれば、キズがほとんど分からなくなるということは期待できませんが、縫合や後の管理をしっかりすれば、キズが目立たなくなる可能性は高いと思います。
まず肌を確認する必要があります。

メガクリニック　高柳　進
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片側はきれいとの事ですから傾向はあるにしてもケロイド体質とは言えないでしょう。ですから再度肥厚性瘢痕を切除し、丁寧に縫い直す事になると思います。その際薬を内服したり傷を圧迫したりと言う補助手段を行う事になると思いますが。


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院長：西山　真一郎

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糸は皮下の縫合糸だろうと思います。
局麻下に取り出します。
片側の傷がきれいであるのなら、肥原性瘢痕の部は再度縫い治してもらうときれいに（少なくとも反対側と同じ位）になる可能性はあります。
術後、傷に緊張がかからないようにするのも大切かと思います。


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片方のキズがきれいということなので、体質には関係ありません。現在キズとして目立っているようなら、再度の切除をしてテーピング、軟膏療法、圧迫療法、シリコンジェルシートの使用、内服薬などあらゆる努力をすれば今よりきれいになるように思います。

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皮膚が断裂したと言うのは所謂妊娠線のように筋が入った状態です。急に太っても出来ます。バッグが入っていて妊娠し乳房が大きくなっても皮膚に割線が入ってきます。その場合弾力性が無くなってきますのでしわしわになったりし易くなります。
貴女の場合バッグは今ある傷跡を切除しながら取り出します。傷の大きさは大きくならずに済みますが、皮膚の状態により皺が残るのかどうか決まります。それでも今より不自然さは無くなるのではないでしょうか。
保険適応にはならないでしょう。


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院長：西山　真一郎

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１０年以上も大きなバッグを入れておいた訳ですから、組織は残念ながら伸びきっておりますし、その間に加齢が加わっておりますので、乳腺組織の萎縮や乳房脂肪組織の減少はあります。
バッグを取り出した後に、乳房下垂があるかと思います。
手術で修正をすれば下垂は治るのですが、傷が残らない方法ではありません。
その為、現時点で考えられるのはバッグ除去時から長期の圧迫、その後、脂肪注入が可能かどうかの判断になります。


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ごくまれに皮下をとめている糸が表面に出てくることがあります。これはすぐ抜糸できますので、近くの形成外科や美容外科で診察をうけて、抜いてもらえばいいと思います。心配なことではありません。

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臭いについては実際の状態を拝見しないと原因がわかりません。感染やなんらかのできものができているということなら、手術と関係したものかもしれませんが、手術とは全く関係のない問題があるのかもしれません。糸については、まだ一部が残っているようなら、すべて除去したほうがいいと思います。担当医の診察をうけて判断してもらってください。

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糸は皮下縫合糸が飛び出てきていると思われますので、執刀医にとってもらう事です。
臭いに関しては、微妙な所があります。
先ずは自己判断せず、身近な女性に客観的判断をしてもらう事です。
そして緊張性の汗が多くなっていないか（ボトックスをします）、暑い時や運動時に増強するのか（手術となります）を見極めていきます。
豊胸術の手術とは本来関係ないと考えます。


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乳輪は妊娠、出産によって自然に大きくなるものです。
大きくなりすぎてお困りになるのですから、貴方様も手術もご希望になさらない方が良いのではないでしょうか？傷もつきますので…。


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乳輪周囲の白い皮膚の部分をドーナツ状に切除して、乳輪を拡大して縫合するのがいいと思います。その際、縫合線に小さいギザギザを周囲につけるようにすれば、キズが目立たなくてすみます。

メガクリニック　高柳　進
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１０年前の手術で水が溜まっているとすれば、違和感や体調の不良があると思うのですが…
血液にしろ、リンパ液でも体内流通経路があり、そこに留まっていないのが通常です。
留まっているとすれば、漿液腫なり、慢性の血腫と云う事によりますが、両側は珍しいとも云えますし、何等かの原因がなければ自然吸収されると云うのが普通です。
その為、疑わしいのであればエコー（超音波検査）とMRIになると思いますし、乳腺外科の先生がご専門かと考えます。


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マンモグラフィーをお受けになっても大丈夫ですが、通常と違うので、何等かのご指摘を受け２次検診を示唆される事があるでしょう。
その時、最終的には既往歴を含めて医師は総合的に判断していく事になります。


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マンモグラフィーは問題はありません。受けてもらっていいのですが、乳腺にキズがある場合（豊胸手術は乳輪周囲の切開でされたのでしょうか？）、この乳腺内のキズに石灰化が起こることがあって、こういう場合は、検査で要精査と判断されることもありうると思います。このような場合は、以前に手術をうけたことを言っておかれたほうがいいと思います。初回の検査では特に申し出る必要はないと思いますが、、。

メガクリニック　高柳　進
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