キャンセル料はキャンセルによって生じた損失を超える額を請求するのは違法となる場合があります。
シリコンバッグを既にあなたの為に輸入してしまっていますとシリコンバッグの代金は払わないといけませんが、シリコンバッグは受け取れると思います。
このような場合は弁護士さんの領域となりますので弁護士さんにご相談なさってください。

土井秀明＠こまちくりにっく

乳輪を小さくする方法はありますが、乳輪周囲に傷が残ります。肌質によってはこの傷が目立つ可能性があります。色調は自然で安全に変更できるという方法はありません。不自然な色調になる可能性があります。

診察をしていませんので、正確な回答は無理ですが、おそらく抜去後にリンパや多少の血液などがたまったのではないでしょうか？要するに抜去後１ヶ月程度のバスト全体の圧迫固定をされていなかったと思うのですが、そのために内部の癒着が起きずにバッグの入っていた空間がそのまま残り、ここに体液が貯留したように思います。一度これがたまるくせがつくと、しばらくして再度膨れてきたり、しこりができるということもありうる問題です。ずっと圧迫固定を続けたほうがいいと思います。被膜が硬くなることはありませんが、内部にたまったリンパや血液があると、体がこれを体外に押し出そうという反応が起きてきます。このためバスト全体が縦方向と横方向に強く収縮してくることがあります。バストの下縁がどんどん上に移動してきて、バストがいきなり下垂したような外観に変形することもありうる問題です。この変形は予想できることなので、これを防止するための固定管理を続けたほうがいいと思います。実際にこのような管理方法を理解していない医師も多いので注意されたほうがいいと思います。万一ひどい変形が起きても、修正手術は可能です。ただこれもかなり経験豊富な医師がやらないととても難しい手術になりますので、万一の場合はいい医師を見つけて修正をしてもらってください。

傷はいずれにしても残ることになりますが、すこしでもきれいに仕上げるためには傷の今の状態を医師が直接見て、判断する必要があります。多少でも浸出液があれば、この浸出液をすこしでも吸収できるような管理が必要になりますし、傷が盛り上がる傾向があれば、スポンジでの圧迫固定や内服薬がいります。傷に幅がつきそうなら傷を寄せる方向で固定するようなテーピングがベストです。炎症が強ければ、軟膏治療を併用する必要があるなどのように、さまざまの状況が考えられますので、ここではどのようにするのがいいなどの判断ができません。

先日といいましても、数日なのか1ヶ月なのかではんだんが変わってきます。
担当医の意見に従うことをお勧めします。
貼って悪いものではないのですが、細菌増殖を高める場合もあります。

土井秀明＠こまちくりにっく

抜去後５年経っているということになると、バストのバッグの入っていた空間とその周囲組織のかなりの癒着が起きています。通常の脂肪注入ではなかなかバストが膨れてくれませんので、針で細かく癒着をはずしてバスト表面の皮膚が膨れやすい状態を作りながら、同時に脂肪注入を行うという手術のテクニックが必要になります。ちょうど乳がんの後のバストの再建を脂肪注入で行うのと同じテクニックです。被膜内に多量の脂肪が入ってしまう可能性があるのは、バッグの除去と同時に脂肪注入を行う場合にありうるトラブルです。これはこれで十分な注意が必要ですが、抜去後にしばらく期間があいている場合は
このような問題については心配ありません。カプセル内に多量の脂肪が入るということが起きないからです。

乳房の手術の経験の豊富な医師の治療を受ける必要があります。形成外科でも美容外科でもいいと思いますが、まず十分な形成外科の経験のある医師であり、さらに乳房の手術をかなり多く経験されている医師でないとだめです。早めに穿刺がいります。その後圧迫固定が必要になります。乳房の変形がおきることがあり、特に乳房下縁が上の方に移動して、いきなりおばあさんのバストのように下垂したバストのように変形することがあります。これが起きると修正手術が何度も必要になる可能性があります。かなり難しい手術になる可能性があります。早めの治療が大事です。

最近は乳腺科でトレーニングを受けておられる形成外科の先生も増えておりますので探してみられると良いでしょう。

土井秀明@こまちくりにっく

バッグを除去した後はバストの中にバッグの入っていた空間が残ります。手術終了時に内部に出血やリンパがたまったりしないようにドレーンを入れておくことが大切です。さらにもう一つ、手術後１ヶ月ほどバストの圧迫固定をしておくという固定管理もとても大切です。このいずれか、あるいは両方の術後管理をしていなかったのではないでしょうか。術後に内部に血液やリンパの貯留がないことを確認してドレーンを抜いて、その後１ヶ月ほど胸全体の軽い圧迫固定をしておくと内部の空間の壁どおしが癒着しますので、空間がなくなります。したがってそこにリンパや血液がたまることはありません。この１ヶ月間の圧迫固定をしておかないと、内部に血液やリンパがたまってしまい、空間がそのまま残ってしまいます。こういう術後の管理を知らない医師も多いので、トラブルが多いように思います。リンパや血液がすこしずつたまってきて、半年後、あるいは１年後くらいに自分で異常に気づくということはしばしば起きています。一度リンパや血液がたまるようになると、この治療はかなり時間がかかります。再度溜まったり、バストの変形が始まるというトラブルもよくあることです。まずリンパや血液の除去が必要です。またその後圧迫固定も当分続ける必要があります。あるいは内部のカプセルが残ったままなのであれば、再度中を開けて、このカプセル除去を行って、その後に再度１ヶ月ほど圧迫固定をすると再発の可能性がかなり低くなります。

本来体内に入れてはいけないものであり、拡散が起こります。注入した部位に広がってしまうということです。液状のものを注入されていますので、すべてを除去したり回収するということができません。また非吸収性のものなので、ずっと体内に残ってしまいます。このような物質を注入した医師やクリニックの責任は問えると思いますが、この点については直接クリニックと話し合われるか、弁護士さんに相談して頂く必要があります。後遺症や今後の治療費などもかかる話なので。現状で学会などに報告されている合併症は、しこり、皮膚の硬化、凹凸、皮膚の変色、痛み、かゆみ、感染、皮膚の壊死、膨らみの移動などで、最近は発がん性についてもその可能性があるという意見もありますが、発がん性についてはまだ議論のあるところです。解決策としては熱が出ている原因の部位の切開排膿、アクアミドの可能な範囲での除去、などになると思いますが、大きい手術になることが多いので、入院設備のある大学の形成外科などがいいように思います。

バッグの破損やシリコンの漏れがなかったのであれば、心配ありません。カプセルそのものは本来自分の組織です。