肋軟骨の方が骨隆鼻より、はるかに吸収されにくいものです。
その為、高すぎるのなら修正も視野に入れておく方が私は良いように思います。
但し、実際に私自身が診察している訳ではありませんので、ひとつの参考と云う程度でご理解を頂き、執刀医と良くご相談なさる事でしょう。
レントゲンなど撮ってみるのも参考になります。（撮影の仕方が特殊ですが・・・）


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まだ腫れがあるとは思いますが、理想より５ミリも高いということになると、今後はれがひいて、さらに吸収が起きたとしても、まだ鼻が高いままになっている可能性が高いような気がします。一応いずれ修整が必要というつもりでおられたほうがいいかもしれません。修整手術により、希望のライン、またはそれにかなり近いラインにするということは可能なことと思いますので、あまり深刻にならないで経過をみてください。

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加齢変化として鼻が伸びるのは、主には骨と軟骨あるいは軟骨と軟骨の間の靭帯のような組織が伸びて、それぞれの骨や軟骨が緩んで離れ、重力の影響もあり長くなると思います。
この変化は鼻の大きな人に顕著に現れるようで、元々鼻の小さな、あるいは短い人ではほとんど感じられない変化かもしれません。
鼻尖形成では、これらの加齢変化を少なくする可能性がありますので、元々短い鼻でさらに短くなったとしたら、その後に伸びることを期待しても難しいように思います。

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鼻尖形成をすると鼻尖がツーンとなって、上向き傾向を示す時があります。
年をとったら元に戻るとは云い切れませんが、お年寄りの張りのない鼻には当然なります。
云いかえれば、鼻が伸びると云うより、やや鼻尖が垂れると云う云い方がいいかも知れません。


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注入されたヒアルロン酸が組織内で存在するかたちによって起こる違いのようです。
逆に言うと、できるだけ吸収を遅らせるように塊状に注入するという考えを聞いたこともあります。
限られた範囲に希望されるボリュームを注入しようとすると、組織に分散するのではなく塊となってしまうことが、吸収を遅らせたりシコリになる原因だろうと思います。

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色々な状況が考えられますが、大きく分けてヒアルロン酸がカプセルの中に閉じ込められている（ヒアルロン酸自身がカプセルを形成して、その中で留まっている）状況か、出血した為に血腫等に混在し、吸収をさまたげているのではないか？
或いは血流やリンパ液等々によって、吸収されにくい場所があるのではないか等々が推測されます。


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ご質問の文章中、略々前半部は理解出来ました。
その事をもって下記にお答えを示させていただきますが、一点のみ分かりにくい事があるのは鼻先と「鼻筋の下らへん」この「　　」内の場所が判然としませんので、ひょっとするとお答えが間違っていないかな〜との不安はあります。
誤解があるようなら再度ご質問下さい。

１）鼻尖が硬く知覚もない（前回のご質問内容から）と云うのは一時的現象です。
皮膚は３ヵ月位過ぎからソフトになります。
問題点は余分になっている（？）所です。
落ち着いたら、その余分なものを除去出来るのか？ですが、前記した「　　」内の部位、次第であろうと思います。

２）鼻尖部でしょうし、一週間以上過ぎているとすれば、自然な成り行きと云う所かと考えました。
但し、このようなお答えですと、尚、ご不安を増幅させるかも知れません。
ご遠慮なく再質問して下さい。


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肋軟骨の場合、まだはれが残っているかもしれませんし、今後多少吸収という問題が出てくるかもしれません。あるいは逆に今の時期ではあまり腫れがないのかもしれませんし、今後吸収があまり起きないという可能性もあります。今後の経過については予想が難しいところなので、担当医の意見も聞いてもらって、できれば１−２カ月は経過をみたほうがいいのではないでしょうか。高さが異様なものであれば、この間がつらいことになりますので、早めに修正を検討してもいいのかもしれませんが、現在の程度がよくわかりませんので、担当医と話しあってみてください。さらに他の意見が必要ということなら、この協会の適正認定をとっているお近くのクリニックを受診して意見を聞かれてもいいと思います。

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　細くなりすぎているようなら、細い部分を剥し、真皮脂肪や軟骨移植を局在的に行なう事になるのではと推測します。

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　皮膚の壊死は再手術でもあり得ないと思います。
凹凸は見方によってあり得ますので再々修正を早めにやるべきでしょう。
完成後にはそのような変形が生じる事はありません。

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鼻尖形成の再手術で皮膚壊死は起きないと思います。凹凸は手術の内容によってはありうるトラブルですが、起きるとすると手術直後からか、はれが強い場合は、それがすこしおさまってくる頃、つまり１−２週間でわかると思います。それ以後に凹凸が出てくるということはまずないと思います。

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　形成外科医を志していたのですが、開業してみると形成外科のみでは生活が出来ないのです。
ある面、不純ですが形成外科医の腕を生かすには美容外科も悪くないと思っています。
沖縄県が日本復帰する前、当院はPlastic surgery（形成外科）としての看板をあげておりました。
今は美容形成外科となっております。

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とても難しいご質問で、本当のところは、実際に手術を担当した医師しかわからないと思います。移植した軟骨をすべて実際に除去されたのかどうかがわかりませんし、一部でも残っていれば、元の高さにはならないかもしれません。とにかく今の時期は腫れが強く残っていると思いますので、当分あせらずに経過をみてもらうのがいいのではないかと思います。手術から３カ月程度は腫れが残りますので、その頃万一なんらかの問題が残っていれば、それに対する修正を検討されるのがいいと思います。万一高さが残っても、変形が残っても、必ず修正する方法がありますので、深刻にならなくて大丈夫です。

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　しばりすぎたりする事によって鼻尖部がもり上がる場合があると思います。
これは軟骨を除去しても起り得ますが、そのしばりすぎの部分をどの程度修正（ゆるめ）したかでしょう。
まだ日が浅いようなので経過をみていくしかありませんが、感覚などは戻ってきます。

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変形については軟骨の処理方法や、固定方法など多くの要因が関係していますので、軟骨の種類による差が出るのかどうかは私にはわかりません。硬い軟骨のほうが変形のリスクが少なくなるという意見もありますが、あまり硬いものは鼻が全く動きませんし、寒い時に皮膚の赤みが出たりする心配もあるように思います。変形がおきた場合の修正については変形のタイプにもよると思いますが、多くの場合、オープン法で、軟骨の一部の切除、あるいは微量の追加の移植などで修正をすることになるのではないでしょうか。こういう場合のダウンタイムは１週間はかかると思います。

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　鼻中隔延長に使用すると限定した場合、隆鼻術などとは違い、はるかに長さを必要とせず小さいものを入れます。
その為、軟骨のもつ曲がると云う特性よりは鼻中隔に固定する固定力の強さで曲がりが出てくる場合が多いと思います。
つまり軟骨の性質はあまりお考えにならない方が良いかと思いますが、耳介軟骨は肋軟骨より小さいものですから延長に限度があると云えます。

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