通常のいわゆる一般的な眉毛下切開術では起り得ない・・・事は正直な所です。
それでも現実に起っているとすれば眉毛内側で眼窩上神経、滑車上神経、外側で頬骨側頭枝（いずれも三叉神経）の損傷でしょうか？
この部分のどこが犯されているのか？或いはどのような影響を受けているのかを推測する事になります。
ひとつは眉毛下切開の拡大手術、例えば最近中国で報告のあった眉毛上・下同時切開術をやっているのか？或いは眉毛下の脂肪まで除去したのか？内側切開を深く長く入れたのか等々が考えられます。
いずれにしろ通常の眉毛下切開では起りませんので手術に多少の拡大があったのかが伺える事になりましょう。
それでも通常は神経切断は珍しいと思います。
然し、それ等の結果として拡大手術による神経の圧迫、不全損傷は考えられるかも知れません。
又、腫れていた、ボコッとしているのが残っている等々は術後出血が多く、血腫形成を生じる事も否めません。
その血腫形成は当然前記した神経を圧迫して一時的知覚麻痺となり得ます。
左右非対称に発しているのもそのように思われますが、今回はお悩みが強いようであり、あえて推測を交えてお答えを加えました。
分かり難いようでしたら又メールでお問い合せ下さい。

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某大学病院で顔面の癌の手術の際に切断した眼窩上神経がかなりの確率で自然治癒する場合があることが報告されていましたので、自然治癒は全く無いとは言い切れません。ただ、當山先生のおっしゃるように通常の眉下タルミ取りでは見たことの無い合併症ですのでプラスアルファの手術が行われている可能性は高いと思いますので、一般論が通るかどうかはわかりません。

土井秀明＠こまちくりにっく
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　残念ながら出来ないと考えます。
二重の切開線からではなく眉毛側から皺眉筋を切除してみた事はありますが、充分に目的を達成出来ませんでした。
二重の切開線からは先ず無理でしょう。眉毛下制筋は確認した事がありませんが、内側奥深いので出血を伴う事を含め、他の眼輪筋との区別が難しいと予測されます。

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二重の切開線からは無理だと思います。眉下の切開からは皺眉筋の切除は可能です。これでしわも出なくなります。眉毛下制筋については経験がありません。多くの医師は額のリフトで対応されると思います。

メガクリニック　高柳　進
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　二重のくい込みが強いので癒着を剥す行為をしたのでしょうか？皮下の癒着は剥しただけではすぐに引っ付いてしまい効果はありません。
剥した部に脂肪などの介在物をおく事が基本です。
赤味は必ず引きます。長くかかっているのは２度目の手術の為です。

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赤みは必ず引きます。一生赤いということは絶対に起きません。へこみについては皮下の処理が正しくなかったような気がします。程度にもよりますが、針で皮下の癒着を剥離して、ここに脂肪を注入するサブシジョンという方法で改善する可能性が高いように思います。この場合は、切開する必要がありません。程度によっては再度切開と脂肪の微量の移植がいるのかもしれませんが、多くの場合サブシジョンで改善できます。

メガクリニック　高柳　進
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西山先生と私は、ほとんど同じことを説明していると思います。
皮膚をたくし上げるというのは、二重ラインを付けて皮膚が垂れ下がらないようにすることを表現しています。
勿論美容目的には違いありません。
「眼瞼下垂ではない」というのは、垂れ下がった皮膚をよけたら上まぶたの縁は正常なところまで上がってますということです。

カリスクリニック
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目の開きが上に上げると開く窓とすると、西山先生が書かれているのは、「窓が開いているのにのれんが下がった状態ですので、窓を触らずのれんんを上げる」という意味です。眼瞼下垂はのれんの有る無しに関わらず、窓が下がった状態を指しています。わかりますか？

土井秀明＠こまちくりにっく
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　巾広の二重を狭くする方法のひとつとして「吊り上げ術」と云うのがあるようですが、私はやった事はありません。
但し、方法は理解しているつもりですのでその点をおいて意見を述べます。
欠点としては２つあると思います。
ひとつは切開線が２つ出来てしまう、もうひとつは再発率が高いのではと思われる事です。
技術的にもやりにくいと思います。
それは前の切開線の癒着を剥さねばならない点、さらに糸を皮下でくぐらせ眉毛側に固定させる事などでしょうか？
利点は望める位置に狭くなる可能性はあります。

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私自身は眉下での皮膚切除をお勧めします。できれば前回手術から３か月は待ってもらったほうがいいと思います。手術から３か月目までは、腫れが残りますので、仕上がりの状態の予測に誤差が出る可能性があります。

メガクリニック　高柳　進
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通常は知覚神経を損傷することのない手術ですが、実際に手術をみていたわけではありませんので、確実なお話しはできません。おそらく時間とともに回復してくると思いますが、この場合はあと１か月くらいすれば、感覚のない部位の範囲が次第に狭くなっていくはずです。この傾向が出てくるようなら、さらに待っていればいいと思います。範囲が広い場合は、完全な回復に１年くらいかかることがあります。回復する場合は、次第にしびれている範囲が狭くなっていくものです。早く回復させる方法はありませんので、ただ時間を待ってもらう必要があります。

メガクリニック　高柳　進
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　両側でしょうか？
通常、眉毛下切開では起り得ない症状です。
仮りに腫れなどで眉毛の動きがおかしくなっても数日で軽快します。
三叉神経の末梢枝が眉毛上内側に２本、外側に１本ありますが、眉毛下より離れております。
念の為、知覚鈍麻域を調べて印を付けておいて下さい。
触れたり、筆でなぞって知覚のある所、ない所を診ていくのですが大方改善されると思っています。

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　効果とリスクの問題に行き着きます。
パッチリしたいのなら多少挙筋作用に手をつける下垂手術を併用する方が良いのですが、リスクとして左右差や自分の好みと違う感覚が出ます。
どの方法も「功罪相半ばする」諺の通りになります。
美容外科手術はこのご質問の通り、常に望みを高く持つ事は同時に裏側にあるリスクをお考えになる必要があって充分に貴方様自身が判断材料を多く持つ必要が生じるのです。
もうひとつつけ加えておくとすればリスクが発生しても医師と患者、お互いの協力で乗り越えていく事、又、反対に効果が不充分なら追加手術の可否を術前にお話し合っておく事でしょう。

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「眼瞼下垂様顔貌」という言葉があるのですが、眼瞼挙筋機能は正常で上まぶたの縁はちゃんと上がっているのに、上まぶたの皮膚がまぶたの縁あるいは睫毛の生え際を越えて垂れ下がり被さっているがために目が細い状態を指します。
この状態には、二重の手術でまぶたの縁あるいは睫毛の生え際が見えるようにしてアイラインの描き易い状態にすると、本来の目の大きさになりますので、この場合はいわゆる眼瞼下垂に対する挙筋操作はしてはいけません。
タルミの程度や希望される二重幅によっては、皮膚切除は必要な場合があります。

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目が細い場合でも、皮膚が睫毛の上に被さり細く見えるにもかかわらず、その皮膚をたくし上げてやると、大きな目の方がおられます。と言うより一重の方で目が細い人ほど目が大きく開きます。それを確かめてから、下垂手術をされるべきです。普通に開瞼する人に下垂手術をすると瞼が引き連れるとか痛い等思わぬ副作用が出る事がありますので、美容的と言う事でするべきではありません。


医療法人　誠真会　　西山美容・形成外科医院
　　　　　　院長：西山　真一郎

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１）眼瞼下垂はないのでしょうか？仮りに下垂があるとその手術をする事によって案外巾広二重も上瞼のへこみも治ります。
２）脂肪移植は小さな塊で眼窩隔膜内に入れます。
つまり、そこにきちんと収まれる位の切開線が必要ですし、多少ふくらみに対し左右差が出る時があります。
３）目頭部位の修正がどのような事なのか具体的に分かり難いのですが、通常は目頭部附近の切開になるはずですから部分切開でも大丈夫と云う答えになります。

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修正して狭い二重がつくれますと分厚い二重にならないで、自然な二重になると思います。


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