修正は可能だと思います。食い込みは関係ありませんが、診察しておりませんので今以上に云々と言われても、今以上に客観的に見ておかしくなりそうな場合は、その旨お話しして、手術は出来ない事になります。


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　　　　　　院長：西山　真一郎

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切開してしか確実には分かりませんが、大方残っているものです。

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今ある切開線を修正する為に、切開し直します。その時、その傷痕から、睫毛側に癒着を剥がし、内部から二重を作ります。そして今ある切開線の下に脂肪を挿入して、ここは浮かして二重を取ってしまいます。今ある二重の線は残りますが傷痕だけで二重にならないようにし、睫毛側に新たに二重を作りますから切開線は１本ですが、切開線と二重の線は別になります。脂肪は切ってみないと判りませんが、ある程度見当をつける事になります。


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目頭部を広げなければなりませんので、確実なのは切開しかありません。
埋没でやったら目頭だけ三重になる可能性が高いと思います。

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普通は２本にせず、睫毛側の皮膚を一部切除しながら、今の線を睫毛側に移動して二重幅を狭くします。


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皮膚切除出来ればそれに越した事はありませんが、目が閉じれるかどうかが問題となります。吊り上げは二重の線が２本になるのが問題でしょう。渡韓はトラブルがあった場合どうにもなりませんので、全く問題外でしょう。
閉眼時６mmで幅が広いと言う事は、皮膚切除し過ぎたと言えるでしょう。３mmのところでとなると、目が閉じれるのかが問題となります。現状を診、貴女のご希望を聞き、どうするかを決める事になります。食い込みが強くぷっくり？を少なくとも直す。皮膚切除出来そうもなければ、内部から現状より睫毛側で二重を作り直す。ただし、脂肪が残っている事が条件になりますが。


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今度やられると３回目となる訳です。そして現在、修正術後８ヵ月目ですが、未だ赤味があり、朝の起床時に腫れが残っている。その上で、恐らく今回で最後にしたい。・・・その為には韓国迄、行ってとのご希望が強いようです。実はこの辺迄は良く理解出来ます。
然し、、次をもってし最後にするには状況が厳しいと云わざるをえません。皮膚が足りないのもひとつの理由ですが、赤味があり腫れがあるのは８ヵ月前の修正術が治まっていないように思うのです。
皮膚切除が出来ないのなら再発しやすいかも知れませんが、吊り上げ術もやむをえないですし、くい込みの改善だけなら癒着をはがし、皮膚切除せず脂肪移植です。でも、今の時期、手をつけるのは早すぎると思います。
３度目で思わぬ結果にならない為にも・・・もっと待つべきです。


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予定外の線が強く残ったとの事ですが、縫合糸が当たっていたから出来るものではありません。寧ろ皮膚切除した事が原因でしょう。また、本来の切開線の固定が弱かったと言う事もあるかもしれませんが。皮膚切除した事で所謂ギャザが出来、予定外線が出来たと思います。
普通眼輪筋の走行に沿って二重の線は出来ますが、切開線のカーブが強すぎたりして、眼輪筋の走行と一致しなくなった場合に出来る事があります。普通は取れて来ると思いますが、一応３ケ月は様子を見られた方が良いでしょう。手術中予定外の線が出た場合、切開線を少し長くするか、固定する強さを強くしてみるか等致します。


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「身も蓋もない」お話しになりますが、目尻のみならず目頭にも三重、ふたまたが出来る可能性があります。
再度「身も蓋もない」私の回答になりますが、医療のもつ宿命的部分であると思いますし、特に美容医療（外科）の光と影と称して良いかも知れません。原因は部分的固定の強さだけではなく、皮膚の多さ、皮膚を取った方が良かったかどうかの判断、術中腫れによる判断の分かりづらさ、眼輪筋走行による癖の出現、内外側、骨格の問題、細かく表現すると、もっとあるのかも知れません。恐らく多くの先生方がそれぞれで総合的対策や個々のケースでの判断をなさっていると考えます。
ひと昔よりは技術的に進歩していると考えますが、最近は美容医療の底辺の広がりが多く、基礎的レベルでの勉強が足りないのかも知れません。
もう少し情報と云うインフォームドコンセントをしっかりさせる必要があるかも知れませんが、一方では厳しい過当競争の中で術前に私は「修正をする可能性のある二重をします」と勇気をもって云える医者が少ないのかも知れません。少なく共、私は貴方様の場合、術中に麻酔等の腫れもあり、くい込みの１部の強さが分からなかったのかも知れないと感じています。これが単純な理由の範疇に入るのかはご判断に委ねます。


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目尻側の皮膚が足りなくなるのは一般的ですが、何故目頭側の皮膚が足りなくなったのでしょう。何度か手術を繰り返しているのでしょうか。植皮は最後の手段と思いますが、絶対量が不足しているのであれば、植皮せざるを得ません。一番瞼の色や肌理の似ている下眼瞼の皮膚を植皮するのが良いと思います。全層植皮であれば縮む事はないでしょう。しかし、下眼瞼の皮膚で間に合うのかが問題でしょう。また、どこに植皮をするのが良いのか検討する事になります。睫毛側か眉毛側若しくはその中央なのか。



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１）植皮には遠隔部からもってくる「遊離」移植と近接部からもってくる「有茎」皮弁移植があります。眉毛下部や目頭部の一部には「有茎」を用いる時がありますが、大方は「遊離」でしょう。部分的にするのか？二重の上か下でも違いが出ます。植皮の厚さ、どこから採取するかも大きく違います。特にコスメティックにとならば、尚更です。
私は実際の貴方様の瞼をみていませんので、お二人の先生方のどちらの方法を選ぶかとなると判断が出来ませんが、少なく共、総論的に云いますと植皮と二重別々にすべきです。両方同時だと、どちらもあぶはち取らずになる可能性があります。
又、植皮をしても必ず多少の修正があるものですから、結局２回手術することになります。
その事を含めて、もう少し植皮以外の方法がないのかを検討すべきです。


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癒着はその日からしだして、３週間位するとかなり強くなりますので、３週間は大切にして頂き、その後は普通の生活をして頂いております。ラインが取れるのは３〜６ヶ月位に取れるものは取れるようですが、強く触ったり擦ったりしたから取れると言うより、固定したところの問題でしょう。１ケ月経っていますので、もう何をされても良いと思います。


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完成と予測されるのは術後３ヵ月以降です。通常は術後１０日目位から再癒着が始まるとされておりますが、瞼には細かい層が幾重にも分かれて存在します。
ひとつひとつがしっかり癒着されるのは３ヵ月以降とみています。
それは酸素の補給が細かい細胞迄行き渡ると云う条件があるからです。
切開され、細胞間が切断されますと酸素を運ぶ血液の流通が断たれてします。補給路が一時的にも遮断されますので、小さな細胞は部分的にダメージを受けます。
組織や細胞は単独では生きていけません。必死に再生をしようとしておりますので、ご自分の細胞を常にいたわるようにして下さい。暴飲・暴食・夜更かし・タバオなどを止め、全身的にもリラックスしておく事ですし、過度に局所をいじらない事です。
この辺の細かい配慮はクリニックでご注意がなされているはずです。

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　文章内のみから貴方の瞼を予測するのは難しいのですが・・・「二重はない状態で腫れぼったい」となりますと二重を切開法で作らざるを得ません。然し、そうしますと必ず印象は変わります。
その為、貴方様のご希望とやや離れてしまう可能性が多分にありますので結局、二重を作らず眼窩脂肪だけ除去するか？或いは眉毛下切開で多少腫れぼったい印象を治すのが自然なように思います。
不充分ならそれからでも二重はトライ出来ます。

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　眼瞼下垂とは瞼が挙がりにくい状態ですから当然、二重の巾は広くなりがちです。
その為、眼瞼下垂で瞼が挙がるようになりますと二重の巾は狭くなります。
但し、元の二重の巾になるのかは分かり難い所ですが、近づくと考えます。

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