どこを切っても傷が残ることに変わりはありません。ふたえラインのほうがもともと線のある部分ですから傷は目立ちにくいでしょう。
眼瞼下垂の治療をするとまつげが上がるのですからふたえは必ず狭くなります。一般的に今のふたえのイメージを変え無いようにする場合、目の開きでふたえが狭くなる分だけタルミを取ることとなります。タルミ取りが足らなければ、高柳先生が書かれているように眉下タルミ取りを追加するという手もあります。
ちなみにまつげ際を切開しても今のふたえをいったんはずして挙筋腱膜に行きますので、ふたえがそのまま残るとはいえません。

こまちくりにっく（美容外科・形成外科・皮膚科；大阪）
土井秀明
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保険医でやられる眼瞼下垂はどこから切開しても保険が効きます。この件に関して、下段に記してみました。


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　　　　　　沖縄当山美容形成外科
　　　　　　院長　　当山　　護
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引きつる事はないと思います。
目頭側はそれ程弛むところではありませんが、弛みがあれば改善出来ます。
５mmというのがどうして出たのか判りませんが、手術前に希望の幅を実際に幾つか作り、そこで決まったらそこに印をつけて必要なら皮膚切除します。そこで測ったら〜mmであったという事にしませんと、希望の二重になりません。
文章だけでは良く判らないと思いますので、お近くの適正認定医に先ずご相談下さい。



医療法人　誠真会　　西山美容・形成外科医院
院長：西山　真一郎

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私なら同時にします。手術を分けて行うメリットはあまりないと思います。ただ二重に一度してから目頭について検討したいという場合は、後日目頭切開を検討されてもいいと思います。その場合、最初の切開法での手術の際にあまり目頭付近まで切開が入ってしまうと、あとから目頭の手術をするときに手術がキズの処理のため、難しくなることがありますので、その点は注意されたほうがいいと思います。

メガクリニック　高柳　進
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目頭切開が確実に適応となり、あなた自身も是非したいと思われているのであれば同時になさるか、目頭切開を先になさることをお勧めします。目頭切開を行うことに悩みがあるのでしたら、目頭切開はふたえの状態を見て判断なさると良いと思います。
目頭切開をするとふたえの内側のラインの形は必ず変わります（末広→平行）ので、できるだけ理想のふたえに近づけるのであれば、目頭を完成させて、それにあったふたえを作るほうが良いと考えています。目頭切開を後ですると、ふたえの内側ラインが変わることをわかっておいていただかなければなりません。

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目頭切開をする目的によると思います。
目の間が広い、あるいは目の横幅を大きくしたい、ということなら、同時にできます。
平行にすることが目的なら、二重幅によっては切開法だけでも可能なこともありますし、後から目頭切開という順番もあるでしょう。
目の間を狭くしながら平行を希望される場合、目頭の傷跡が目立たないことを考慮すると、まず傷跡の目立たない方法で目頭切開をして、後から二重切開という順序もあります。

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何を一番希望されているかにもよりますが、一つだけしか手術出来ないとすれば、二重手術を普通はされると思います。そういう意味で二重手術を先にされ、落ち着いたところで目頭切開をした方が良いか、しなくても済みそうかを検討された方が、無駄な手術をしなくて済みます。またその方が手術後のイメージをし易く、手術前にご自分で納得されて手術を受けられる事になります。


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院長：西山　真一郎

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状態を確認しないとどういう対策がベストかはわかりませんが、上まぶたに対しては脂肪の注入、脂肪の移植、二重の幅を大きくする、挙筋の短縮などのいずれかがいいように思います。下まぶたにも問題があるようなら脂肪の注入、脂肪の移植、皮膚と眼輪筋の切除などがいいと思います。

メガクリニック　高柳　進
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先ずは上瞼への脂肪注入です。その事を第一義的にお考え下さい。その次はこの手術が終了し、落ち着いた時、再度検討していきます。大変、貴重な青春時代であるのでしょうが、そのような時期、学ぶ事のひとつとして階段を一歩ずつ確実に昇っていくと云う努力かと思います。気を抜く事も必要です。確実に良くなっている事に自信をもつ事でしょう。遠くで見守っております。


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眉を上げると希望の眼になるということなので、眉の下で皮膚を切除するか、二重のラインで皮膚と眼輪筋をすこし切除して、ラインにかぶる皮膚を減らすのがいいように思います。皮膚の切除量が少なければ、二重のラインでの切除でいいと思いますが、切除量が多くなるようなら、眉の下での皮膚の切除のほうが自然に仕上がります。涙袋の問題は内出血が起きているようなのですが、これは時間を待たないと治らないように思います。ふくらみについては実際にどの部位なのかがよくわかりませんが、ヒアルロン酸の分解注射か、眼輪筋の部分的な切除か、皮膚の切除などのいずれかが適しているように思います。多分脱脂では改善しないように思います。

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手術後１ヶ月くらいすれば各種の運動は問題はないと思います。腫れやきずあとの赤みなどは手術から１０日から２週間くらいすれば、他の人が見ても、あまり目立たないと思います。

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傷跡は１ヶ月ごろが一番目立つ時期です。３−６ヶ月かかって徐々に目立たなくなっていきます。
もちろん、目を閉じてじっと見られるとわかりますが、日常生活で傷が気になるのは１ヶ月を過ぎるまででしょう。あとは女性の場合、お化粧の仕方によっても変わってきますし。

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目頭切開はどれくらいどの方向にあけるかということを調節できることです。実際の仕上がりの目頭を、鏡の前で仮に作って確認できますので、それをじっくり見て、検討されてはどうでしょうか。自分で納得のいく目頭切開をやらないと、この修整は少し難しいことが多いので、慎重に検討してください。

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拝見してみないと判断が難しいのですが、希望される幅の平行二重が切開法だけでできなければ目頭切開も必要ということになります。
この場合は、目の間を狭くするのではなく目頭側の二重のラインを調節することが目的になりますので、基本的に涙丘の見え方には大きく影響しないように思います。

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松尾式というのはタッキングのことだと思います。もともと二重ということなので、この二重のラインにそって切開を入れるのがいいように思います。たるみがあるのであれば、このラインにそって、わずかに同時に皮膚を切除してもいいと思います。眉下での皮膚の切除は同時には行わず、まず挙筋の短縮と、二重のラインでの皮膚切除をおこなってみて、後日これでもたるみがまだあるということなら、再度眉下で皮膚を切除するという方法のほうが安全だと思います。

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松尾先生の手術法は少しずつ変化しています。昔ながらの術式との最大の違いは挙筋腱膜の裏にあるミュラー筋を挙筋腱膜から剥がさないという点でしょう。松尾法と言う新しい手術があるわけではないと思っていただいても構わないと思います。
文面からは眼瞼下垂である可能性が非常に高いので、手術が必要であろうと思われます。たるみもあるのでしたらふたえラインを切るのが一番合理的であると考えます。ふたえライン以外に手をつける意味があるのでしょうか？挙筋腱膜の処理、タルミ取りを一番簡単に行えるのはふたえラインからの手術です。

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二重ラインでなく睫毛の近くで切開するというのは、学会発表で聞いたことがあるように思いますが、単に二重にするだけなら良いのですが、たるみを取ったり眼瞼下垂を直すとしたら、瞼の一番薄い皮膚を切除することになり、また少し複雑で確実性に不安があるように思います。
まず、眼瞼下垂を直して、たるみ取りと二重幅については二次的に微調整を考慮するのが妥当な感じがします。

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点眼薬で目が大きく開いたという事は、重症筋無力症（朝は普通に目が開き夕方目が開き難くなるとか、座っている状態型起き上がる時起き上がりづらい等）や動眼神経麻痺などを一応否定しておいた方が良いでしょう。普通強い下垂があると二重は出来ませんから、それ程でもないのでしょう。コンタクト性の下垂等ですと今ある二重の線で手術した方が良いように思います。先天性ですと下垂手術で食い込みが強く出易いので、思わぬ広さになったりする事があるから、場合によっては今ある二重の線より睫毛側で狭いところで手術した方が良い場合もあります。
年齢が判りませんので皮膚の弛みに付いては下垂手術後に考えるべきで、一遍にあっちもこっちもと言う程下垂手術は簡単ではありません。



医療法人　誠真会　　西山美容・形成外科医院
院長：西山　真一郎

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どんな病気でも、正確な診断を行ったうえで、それに見合う治療方法を選択していくものです。
その点では、主治医の先生は色々とご存知の方のようですから、その先生が一番やりやすい方法で受けるのも、一つの考え方です。
切開する位置も、表面から行うだけではなく裏側(結膜側）から行う方法もあるし、瞼の縁から行う方法もあります。
それぞれに一長一短がありますから、どれが良いということではありません。
また、眼瞼下垂と二重やしわ取りは全く違う手術ですから、同時に行う場合はそれだけやや複雑に成ります。
また、ある程度進行した眼瞼下垂があると、それを補うために下瞼が下がることもあります。その為に下の白目が見える場合もあるでしょう。
これまでの先生方の意見をまとめると、二重を利用した切開で入る方が皮膚の調節も同時に出来るかもしれないという感じですから、どちらか選択できるならば、傷痕が二重のところに来た方が良ければ、二重から切開してもらい、傷痕がなるべく目立たない方法を希望ならば、睫毛の近くから切るという考えで、貴女の希望をまとめておいて先生にお話しください。

１）筋肉を挙げやすくする点眼薬は散瞳薬だと思いますが、どれだけ挙筋機能が残っているのかを手術前に確かめます。但し、眼瞼下垂の方の大方は幾等かの挙筋機能は残っているのが普通です。挙筋機能が弱いと最初から挙筋前転法（ショートニング）などではなく筋膜吊り上げ法（サスペンション）をする事になるからですが、大方ダッキングを含めたショートニングで事足ります。

２）松尾氏法は先ず眼瞼下垂の概念をどちらかと云うと後天性病変の部分として捉え、述べております。原因をまぶたのこすり過ぎ、加齢などによって瞼板と腱膜部の接合点がずれて速筋である挙筋ミューラ筋は動くが、遅筋である腱膜部の動きが瞼板にうまく伝わっていないとしております。つまり、瞼板と腱膜の接合部が離れている事によって下垂が生じる「腱膜性下垂」と云う概念を打ち立てたのです。

３）この「腱膜性下垂」を治すのに松尾氏は眼窩隔膜を切り離し、隔膜の深層にある腱膜（遅筋）を挙筋やミューラ筋（速筋）ごと瞼板と離れている接合部に再固定しております。この１）〜３）までの全ての理論をもって松尾氏は世に発表しており、手術の一部だけをとってみると昔からやられていた方法をも松尾氏法には含んでいると云うそうです。

４）たるみがあって二重を作りたいと云うのであれば出来るだけ二重の目的の位置を切開し、皮膚を幾等か除去すべきです。但し、この際、大切なのは二重作りはあくまで補助的な手術でありますので、美容外科で求められているような外見的に状態が満足出来にくい事がつどつどあると云う事です。それは左右の挙筋機能に強弱があったり、瞼板への固定の癒着度合いが違う点にあります。その為、眼瞼下垂の手術をして下垂は治ったのに二重の形態で不満を述べる方は多いと思います。その時はご遠慮なく小さな修正を加えるべきです。
費用に関して下垂は保険適応になりますが、二重は自費です。そして日本では保険と自費を組み合わせた混合診療は禁止されております。その為、二重の修正は自費にならざるを得ないと考えているのが私の主張です。

５）最後に二重をする時、下垂もあると云う判断はしっかり診断してもらい、下垂があるのなら保険で下垂の手術をきちんとしてもらう事であり、その目的をどこにおくのかは術後の経過、不満に直結しますのでご注意下さい。


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柔らかいものに留めると弾力でゆとりがありますが、硬いものに留めると留めたラインは固定されますので、目を閉じたときの状態に差が出ます。留める場所は様々で、まだまだ色々な方法があります。

こまちくりにっく（美容外科・形成外科・皮膚科；大阪）
土井秀明
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術後６ヶ月程度でかなり傷はわからなくなるものですが、内部構造、肌質、術式、デザイン（幅）などで結果に大きな差が出ますから、個人差が大きいといえます。男性でも手術を受ける方は少なくありません。

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土井秀明
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傷跡は個人差がありますが、以外と目立たなくなります。男の人で手術される人はおられますが、傷跡を気にされた人はおられませんから。


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