下まぶたは目頭側から見ていくと水平線となっています。黒目を過ぎると急に上に上がっていく坂道になっています。当院で行っている目尻切開はこの黒目の端から外側の下まぶたのラインを下げる手術と考えて下さい。もちろん、元の組織の柔らかさで下がり具合に個人差があります。

こまちくりにっく（美容外科・形成外科・皮膚科；大阪）
土井秀明
http://www.komachi.cc/
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２つの再質問がございます。分けてお答えします。

１）眼瞼下垂の場合、眼窩脂肪の位置も正常時と違いますので、上瞼も明らかに凹んでおります。その為、挙筋等を瞼板固定し、引き上げると眼窩脂肪はふくらみを増し、凹みが治ります。
つまり、眼瞼下垂の場合、眼窩脂肪は元来なくなっていないのです。その為、眼瞼下垂のある場合は脂肪移植はしませんので単純な老化による上瞼の凹みと区別しなければなりません。即ち、下垂のない上瞼陥没に対しては、前回お答えしました方法で脂肪注入を致します。

２）?軽い下垂と云う定義は大切です。通常、正面をみて静止時に角膜（黒目）は２mm程度隠れているのが普通で、その位が正常と云えます。軽い下垂とは角膜が約４mm位（正常より２mm位隠れる）隠れておる場合を指します。又、後天性の眼瞼下垂でも左右差はあり、１〜２mmの誤差が生じたり、片側を挙げすぎると片側が下がったり、麻酔や出血や固定の強さで挙がりすぎは角膜（黒目）が全部みえてしまい、ギョロ眼になる訳です。ここでも挙がりすぎが麻酔の為なのか固定の強さなのかを判断したりしながら修正の可否や時期を決定しなければなりませんので、術前、術中判断は非常に重要となります。その点ひどい下垂の方が微妙さを求められる事が少ないので、やりやすいとも云えます。

?そこで術前に挙筋機能を調べ、挙げ巾を決定していく方法が幾つか報告されておりますが、軽度になればなるほど各種の報告の通りはいかない場合が多く、かつ昨今の美容外科では軽度下垂でも積極的に手術がやられておりますので悩ましい所です。対策として、私自身はタッキングだけにしておくか、下垂の強い部分、例えば目頭のみ挙筋を短縮するかどうか、挙げる部分を見極めます。
いずれにしろ軽い下垂と正常の区別が難しいので、術前診断時は４〜５年前の写真を持ってきたりして下垂の進行具合をみて最終的に決定します。尚、挙げすぎても元に戻せるよう挙筋断端等の筋肉の長さを保存しておく事は大切です。


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縫合の技術もあると思いますし、その方の肌の質もあると思います。一般にまぶたの脂肪があまり多くなければ、ラインの固定はゆるくても大丈夫なので、そういう状態に対して正確な手術をすれば、ラインは食い込みません。でも皮膚の厚みがかなりある人や、脂肪がかなり多い人、あるいはもうこひだがかなり発達していて、垂れ目などの場合は、基本的に二重にはなりにくいまぶたなので、こういう場合はたとえすこしの食い込みがあってもラインを強く固定しないとラインがゆるんで、狭い二重になったり、一重にもどるということもありうると思います。

メガクリニック　高柳　進
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３６歳とお若いので、それ程幅広く切除する必要はないはずです。
診察で、皮膚をつまむ幅と二重幅の関係で決めます。
多く見ても１センチまでだろうと想像します。
傷跡の長さは切除幅が広いほど長くなります。
お待ちしております。

カリスクリニック
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一般に挙筋の短縮を行うと、まぶたの奥のほうの脂肪が前に出てきますので、まぶたのへこみは改善します。ただその程度は予測できませんので、へこみの改善がまだ不十分という場合は後日脂肪の注入をしたり、手術中に脂肪の移植などを同時に行うこともあります。まぶたを２回目に切開する場合は、通常以前の傷を含めて切除して修整を行いますので、２回目のキズがより目立ってしまうということはありません。通常挙筋の短縮と同時に皮膚の切除をしますが、仕上がりの正確な予想が難しいので、状況によっては後日皮膚の切除を改めて行うというケースもあると思います。この場合、できれば３ヶ月くらいはあけてから行うほうが安全だと思います。

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手術により多少くぼみは改善するでしょう。
手術の詳細については手術をしてくれる先生の判断に任せた方がいいでしょう。


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名古屋形成クリニック　　上　　敏明
TEL　052-583-7077
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眉毛下切開（皮膚切除）をしたら、目（眉毛下）の窪みが深くなるわけではありません。
窪みはそのままでよければ、眉毛下切開をあきらめる必要はありません。
眉毛を上げる（髪の毛から引っ張り上げる）と、目の窪みがもっと目立つことになります。
鏡を見ながら、眉毛を上げて見ると分かると思います。
目尻側を中心に全体が被ってきて、窪みを浅くしたい場合は、二重ラインでのたるみ取りが効果的です。
重たそうということなので、外側での眉毛下皮膚切除で問題はないと思います。

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どれくらいの状況なのかがよくわかりませんが、変化量が少なければ目じりだけで皮膚と眼輪筋を切除してもいいのかもしれません。７−１０日くらいは赤みが目立つと思いますので、片方ずつ手術をして眼帯を使用するという方法もあると思います。変化量が多くなる場合は、眉下での皮膚切除のほうがいいかもしれません。

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こちらがホッとしております。結果をお教え頂き、ありがとうございます。涙が出るほど嬉しく思います。診察をしていないし、常にお尋ねの文章からアドバイスしておりますが、まるでシャーロックホームズみたいな面もあります。さりとて彼ほど名探偵でもありません。単純に、長い経験からお答えさせて頂いております。たまには迷ったり、誤まったりする事もあり、ご迷惑かけた方がおられますが…まずはホッとしております。


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目頭切開はあまり腫れません。
両方をご希望であれば同時に手術されてもいいでしょう。
目頭切開では、傷跡の問題があります。
眼の間の４センチを狭くするための目頭切開を前提に考えると、蒙古襞の状態にもよりますが、目頭の傷跡と平行二重を厳密に考えて、目頭切開→切開法という考えかたもあるでしょう。

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目頭切開を加えた平行型の切開法は同時に可能です。
その際、二重を作る際、目頭部固定の強さをしっかりさせる事です。


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１）開き過ぎはギョロ目です。黒目が大きく見えます。特に軽度の下垂がある時、挙筋前転法をするとその印象は強く出ます。その為、むやみやたらに下垂の手術をするのは慎むべきであると同時にはっきり下垂と判断してもらう術前診断が大切です。

２）ある時期までは開き過ぎていても少しく落ちてくる場合がありますので、その点をご理解すべきです。その為、修正をするとなると３ヶ月以降になります。この範ちゅうに入る若干の開き過ぎ（術後の一時的過矯正）は待てば治ります。二重の切開と云う意味は、二重を修正する為ですから下垂の修正とは違うかと考えます。

３）開き過ぎは、病的な状態ではあまり問題とならず（目的とする視野改善が成されるからです）美的部分を求めて二重と下垂を同時にやる時、患者さんからのクレームが多いかと思います。


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寝っころがり眼を閉じたときに窪んでないとのことなので、術後１ヶ月の状態としては大変にうまく行っていて、修整の対象にはならないのではないでしょうか？
つまり、部分切開にしろ切開法にしろ、二重ラインに相当する皮膚に上まぶたを引き上げる眼瞼挙筋の力を伝えるように癒着を作る手術です。
身体を起こして下を向くというのは、鏡を見るだけ瞼を開いていますので、眼瞼挙筋が少し収縮して部分切開部位が引き上げられた状態ですから、窪むのは当然のことです。
窪まなければ二重にならないわけです。

カリスクリニック
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これから時間によって良くなります。経過をみていきますが、但し程度と云うものがありますので一度は診察をしてもらい、写真をとってもらって下さい。その事によって治りの経緯が分かりますから。


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