電気凝固法はやはり針脱毛をやっている所ではないでしょうか？非常に日本では少ないので脱毛学会などへのお問い合せかと考えます。
先ずは脱毛を始められたら如何ですか？

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　　　　　形成会 当山美容形成外科
　　　　　 院長　　当山　　護
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　細菌繁殖を抑えると云う意味合いなのでしょうが、やはり効能書きをもう一度良くお読みになる事ではないでしょうか？トリコモナスに対する治療薬と思いますので私は経験が全くありません。
申し訳ありません。

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※これ迄２回程度ご返事させて頂いているのは剥離、掻爬層が主体となっております。
さらに付け加えて大切な点はわきの範囲です。大方、毛の生えている所をターゲットにしますが、アポクリン腺は毛の生えている所以外にもあるとみるべきです。但し、どこ迄なのかの範囲は特定出来ませんし、余計な手術処置を広げるのも得策ではないと云う現実があります。
云いかえればそこまで完全にやるべきなのか？と云う究極の問題が残ります。正常の方でも多少わきに臭いがあるからであり、わきには皮脂腺分泌物によるうるいも自然現象だからです。１００％の除去を望んで多くのリスクを背負うより、８０％除去でも正常範囲であるとする臨床的立場もあります。そのような時、細かい表現にするとアポクリン腺は残る場合があると思います。私自身はその方が安全と云う面からみて安心なやり方だと思います。
その上で尚、ナイーブに悩まれるのならボトックスの追加となります。
前回もお答えした通り、数少ない残っているアポクリン腺は汗がおさまりますと乾燥します。但し、神経質な緊張の強い方は精神的動揺でエクリン腺を誘発して乾いたアポクリン腺を溶かして少々の臭いを発生させる事はあるかも知れません。そのエクリン腺を止める事をボトックスに求めているのです。

※貴方様のご質問の中で気になるのはエクリン腺も取る病院が多いと云う文章です。エクリン腺は眼でみえるものではありません。それをどのようにして取るのだ！取ったと表現できるのか？自律神経作用によって発生してくるエクリン腺の汗を手術で本当に取れるのか！は私が疑問とする所です。
アポクリン腺は毛根と略々同レベルにあるとされておりますので毛根レベルを目安にして取りますが、エクリン腺や皮脂腺は表皮に近くあり、網状毛細血管の通路とも一致しかねません。特にわきが手術で保険の場合、わざわざ皮弁法とも注釈がついておりますが、皮弁は血行を重視すると云うのが基本形であり、エクリン腺を取ろうとして薄くすればするほど血流を阻害し皮弁壊死（皮膚の死亡）が起ります。
わきが手術の最大の欠点は出血であり、血流対策につきるのです。

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１）代償性発汗はわきの汗を抑える目的で胸部交感神経を切断する事によって腰部以下に汗が多くなると云う事から云われ始められております。恐らくわきがの手術ではなく緊張性多汗（エクリン腺由来）の手術が源だと思います。

２）わきが手術（臭いに対する手術）はアポクリン腺をターゲットにしますのでその点で云えば代償性発汗（エクリン腺由来の汗）は起りにくいと考えています。

３）但し、わきの臭いはこの２つの腺が微妙に織り成しており、乾燥したアポクリン腺を緊張によって生じるエクリン腺（無臭）が呼び起す事（乾燥しているのを湿っぽくする）があるとされております。その為もあり、わきがの手術後、ボトックス療法（エクリン腺を抑える作用）を併用する事があります。又、わきがの術後にアテローム様腫瘤の発生や皮脂腺分泌物はありますのでその辺のチェックは必要かと思います。

４）わきがの手術のみではアポクリン腺は取れてもエクリン腺機能は低下しません。（緊張と云う独自の自律神経機能から発生するのです）その事もあり、エクリン腺は取らないと思います。取る事の意味合いも少ないと思いますし、取る事によるリスクも沢山あるからです。

５）又、わきがの手術は皮弁の血行と云う点や傷の大きさや術後の引きつれなどを考慮して１００％を求めると前回もお答えした通り皮膚壊死など生じますので７０〜８０％の手術に押さえておく事があります。リスクと効果のバランスを計るのがこの手術の難しい所かも知れませんし、臭いと云う尺度がないゆえの効果判定の困難さがありますが、それ故に私は程々に手術してボトックス効果を狙うと云うやり方をしておるのです。

６）わきがの手術は臭いと云う事が重点になり、テレビのＣＭと合い間って若い方に臭いの悩みを増強させている感があります。基本に立ち返り、わきがの手術は最終的なやむを得ぬ為にする手術とも思っておりますので安易にやらないのもひとつの方法であり、臭い消しはいくらでも昨今はあります。日本ではわきがの手術が多いのですが、外国では比較的わきがの手術は少ないのではないでしょうか？臭いを良い臭い（？）と捉えている事もありそうですが・・・。

７）時々にですが、わきがを強く訴える方には醜形恐怖症との関係も指摘される方もおられ、患者さん選択に対する医療側の経験と眼力も必須です。

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　実際には剪除法をしっかりやった方が有視野で出来るので確実です。
クアドラカットは小さな切開を特徴としており、回転式機械で皮下を剥離しますので出血に対する処置が問題となり、場合によっては皮膚をまき込みます。
皮膚を薄くしようとすればするほど血行を阻害して皮膚壊死は起りますし、出血を呼び込みます。
この辺が多くの執刀医が常に悩みとしておりますのでホームページに載せているのがすべて正しいとも云えません。
術後の凹凸は一時的現象とみて良いでしょうが、皮膚壊死や血腫形成を起すと治療は３ヵ月位かかります。
代償性発汗は起りません。

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　過去にも幾つかご返事させて頂きましたが、臭いは主観が入りやすく思春期に増大します。
又、尺度が分かりにくいと云う現実があります。
その上で保険でやる場合は病的な臭いと云う厳しい制限があります。
客観的みるにはヨードでんぷん検査でしょうが、緊張性の汗が多い時は手術ではなくボトックスです。
男性の場合、わきの毛が部分的になくなるのが欠点です。

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　私も超音波メスを使用していわゆるわきがの手術をしておりますので下記の38450のご質問を含めてお答えします。

１）保険適応の場合は超音波メスを用いようが、切開して剪除法であろうが、基本的には「わきの臭いが他人に対して不愉快な臭いとして存在する場合」となっております。云いかえれば誰しもがわきの強い臭いを認め周囲に迷惑を及ぼしているが保険適応になっている点かと考えます。

２）この事は非常に臨床現場では難しい判断を要する事になります。通常、外来にて診察する時は大方の人がお風呂に入って来られ、わきに臭い消しをつけて来られるからです。つまり外来では診断困難な状況が生じます。その為、私は家族の方へ問診をする事にして判断のひとつにしております。特に臭いは尺度が乏しく患者さんの主観が入りやすい状況にあるからです。つまり神経質な方は極端に強い臭いを訴えがちになります。結果として医師によって保険適応の判断がバラバラになりがちです。

３）健康保険は財源不足に悩ませられております。この事は保険審査を厳しくしており、あまりに多くのわきが手術が保険でやられている病医院には個別指導が必ず入ります。保険局も必死で財源難を何とかしようとしておりますし、九州は審査に厳密を出す為、福岡で統一して九州全県（沖縄を含む）に目を光らせております。

４）私は超音波メスは傷がつかないと云う点に利点があり、多少、剪除法より効果は落ちるとみております。その為、わきの中央部は超音波に加え、鋭利なハサミを使用して掻爬しております。手術時間は片側３０分、両側で１時間前後をみております。問題は小切開ですから術後出血に対し特別な圧迫を工夫させて頂いております。

５）以上、述べた如くをベースにしており、私自身は保険適応である強い臭いのある方は保険適応で切開して剪除法です。超音波吸引法（メス）は小切開で自費扱いが基本となります。

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　むやみやたらに皮膚を薄くしない事かと考えますが、やはり皮弁法でやられ、術後はボトックスと云う事になります。

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　要するに効果を最大に出そうと思えばリスクも高くなります。
特にわきが手術の場合、皮膚を薄くすると皮下毛細血管網を破壊しますから皮膚壊死の可能性が高いと云う事になります。

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