トッピング治療にご用心!

2001年08月01日

協会には、患者さんから様々の問い合わせがあります。その中に男性からの次のような問い合わせがありました。

------包茎の手術を受けるため、大々的に宣伝しているチェーン店のクリニックに行きました。金額も広告に出ていましたから、それより少し多めに持っていきました。ところが、手術の話をきいてからいざ手術ということで手術台に上がると、医師が 「君の亀頭は小さいね。家を建てるのと同じで土台がしっかりしていないとダメだから。」と言われ、断れない状態で、コラーゲン注射を数本注射されてしまいました。その為、手術代が予定していたのと全く違い40万円になってしまいました。当然それだけのお金を用意していませんでしたので、その医院のローンを組まされました。後で良く見たら30〜38%の金利です。どうしたら良いでしょう…

と言う質問です。「 弁護士とご相談ください」としか協会ではお答えできませんが、一部戻りローンは解消されたと聞きました。 よく同じ様な被害に会われた方がおられるようです。金額も200万円におよぶこともあり、ローンの金利も38%位の場合も有るようです。

◆男性のみなさん、気を付けて!

悲しいことに、悪徳医師が術前の約束にない手術を迫るといったケースが起こっています。患者は、「医師の言うことだから」と断りきれず、結果こういったトラブルが起こってしまいます。こういった手術代の上乗せを「トッピング治療」と呼んでいます。悪徳医師を見抜くポイントは残念ながらありませんが、術前に自分に必要な手術をしっかり理解しておくことや、当協会に相談していただくことで回避できるでしょう。様々なケースがありますが、今回は男性の包茎手術でトッピング治療を受けないためのポイントをお教えしましょう。


1 亀頭の大きさは色々有ります。
2 亀頭の大きさで包茎の手術ができる、できないと言うことは有りません。
3 亀頭の大きさとsexは関係有りません。
4 コラーゲンは数ヶ月で吸収されてしまいますので、手術時にいくら注射しても意味が有りません。
5 ローンは一般的な医療ローンでも金利は17〜8%で、30〜38%の金利は非常識です。
6 手術はきちんと最初に話し合い、金額もハッキリさせてから受けて下さい。
7 手術中のトッピング医療は断固拒否してください。
上に戻るボタン