投稿者:よう
投稿日:2021年10月14日(Thu)19:23
|
高柳先生
先生はかねてより自己脂肪以外を注入することに対し、懸念を表明されているかと思います。
以前、繊維芽細胞成長因子を注入する豊胸の危険性についても、回答されていたのも拝見しました。
最近それとは別に、自己血漿に繊維芽細胞成長因子と脂肪乳剤を組み合わせて注入する豊胸法もされているようです。
脂肪乳剤は点滴で使用される薬剤とのことですが、これを血管内ではなく脂肪組織内に注入することの安全性・適法性についてはいかがお考えでしょうか。
|
|
[75518-res86240] 回答です
|
回答者:メガクリニック高柳進
回答日:2021年10月15日(Fri)12:00
|
|
私自身はとにかく液状のものをバスト内で注射で入れるということに反対です。液状のものは周囲に拡散しますし、針を入れる以上、一部の液体は血管内、リンパ内に入ります。血管内に入ったものは肺に流れてここにつまってしまいます。リンパ内に入ったものはわきや肺やバストの周囲にも流れていきます。バスト以外の部位にも拡散するということです。この運命がわかっていません。自分の身内なら絶対にしてはいけないと言います。そもそも過去の歴史において、液状のものを大量に注射してこれが手術中に肺に流れて、手術中に肺塞栓で呼吸ができなくなって亡くなられた方もたくさんあることは知っておかれたほうがいいと思います。アクアフィリングも同じようなもので、安全、溶けて分解することができると言われていて、今はうそだと皆さん知っていますよね。腹部が膨れたり、背中にこぶができてどうするのでしょうか?
メガクリニック 高柳 進
info@mega-clinic.com
www.mega-clinic.com
|
|